お知らせ

パニック障害とは

【どんな病気?】

突然、激しい不安に襲われ、胸がドキドキしたり、息が苦しくなったり、めまいがしたりする発作を「パニック発作」といいます。
このような発作が繰り返し起こる病気です。大勢の方が苦しんでいます。

また、地下鉄や飛行機に乗るのが困難となったり、狭い場所、歯科治療や美容室など行動が制限される場所が苦痛になるなどの「空間(外出)恐怖」も多く見られます。

 

【他の病気と間違われやすい病気です】

動悸や息苦しさのため、心臓の病気(不整脈、狭心症)や呼吸器の病気(喘息)などと思ってしまうことがあります。
しかし、検査をしても異常が現れないのもこの病気の特徴の1つです。

 

【なぜ起こるの?】

パニック障害は単に気のせいで起こるのではなく、自律神経系や脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって起こると考えられています。

 

【治りますか?】

きちんと治療すれば治ります。
薬物療法と病気の理解が大切です。
気になる症状のある方は、専門医の受診をおすすめします。